山門建立について
玄関彫刻
この度、蓮福寺中興第二十五世研精和尚晋山記念といたしまして、山門を建立いたすこととなりました。
皆様ご存じの通り、その昔昭和初期まで大きな仁王門(中に仁王様安置)があり偉容を誇っておりました。
しかしながら老朽化し解体、続いて冠木(かぶき)門という簡易な門にケヤキ作りにて建築されましたが、
これも、80年の風雪により心柱が腐ってまいりました。よって、新たに寺の顔として山門を建立することと
なりました。概要は総ケヤキ作りの銅板葺き袖付き藥医門です。工事は既に切り込みが始まっております。
来年二月には完成の予定です。蓮福寺の正門として恥じない門となりますのでご期待頂きたく存じます。
尚、費用に関しましては寺会計より支出いたしますが、志のある檀家様にはご芳志を受け付けております。
ご芳志(金額はお任せ致します)をされた方は、本堂に御名前を掲げ末永くご功績を顕彰させて頂きます。
他に駐車場増設等も計画しておりますので、菩提寺発展の為にご信援のほど、宜しく御願い申し上げます。
名称 | 蓮福寺山門 |
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事業年度 | 平成21年度 |
総事業費 | 72,500万 |
建物面積 | 間口 3m 幅 7m 高さ 6m |
建物仕様 | 木造平屋建て 薬医門 6尺袖付き 屋根銅板葺き 総ケヤキ作りヤキ |
施工業者 | 司工業 秋葉良司棟梁 |
購入材料 破風板用ケヤキ
製材中の社長 切り込み作業
沼里社長と秋葉棟梁 材料縦ヒキ作業
次々に製材される材料 素晴らしい木目のケヤキ
7月8日、蓮沼の秋葉棟梁の工場に打ち合わせに行き、切り込みの様子を見て参りました。
ケヤキ門柱 ケヤキ親柱
束を切り込み中の棟梁 彫師の鶴見さん
桁の彫刻 1 桁の彫刻2
大きさ高さ等、仕様は異なりますが、こんなイメージです。(旧大多喜城門)
完成までの模様を随時掲載いたします。
切り込み 肘木の彫刻
組み物1 組み物2
垂木(欅で重い) 丸柱の木目
透かし彫り蛙股
上棟式が行われ、建設が始まりました。
12月2日
先代住職の三回忌(4月25日)にあわせて、近隣寺院ご出仕のもと、山門の落慶法要をお勤めいたしました。
6月10日現在、袖の鬼と4本の柱の柱巻きを取り付けて完成であります。
袖の銅板と袖の鬼と懸魚がつきました。
柱巻がつき完成しました。
是非見学においで下さい。